UoPeople: English Composition 1を受講して

去った2021Term5(2022/06/16-08/17)にUoPeopleのEnglish Composition 1(ENG0101)を受講しました。

僕にとって初めてのオンライン大学のコースで色々感じたこともあったので、これからこのコースを受講する方に向けて、そして自分自身の復習のためにメモを残しておきます。

 


1. ENG0101とは

このコースは、UoPeopleに入学する際にEnglish proficiencyを証明するための書類を準備することが出来ない生徒候補が必ず受講しないといけないコースです。

入学するための選考コースとはいえ、(たぶん)UoPeopleの通常コースと同様な学習プロセスで進んでいきます。
大まかな流れは下記の通りです。

  • Week(Unit) 1 ~ Week(Unit) 8 : 
    各週ごとにReading Assignment(RA), Written Assignment(WA), Discussion Assignment(DA), Learning Journal(LJ)が与えられ、翌週水曜日までに課題を提出することが求められます。
  • Week(Unit) 9 :
    Final Examがあります。この週はFinal Exam以外は課題はありません。
  • Week(Unit) 10 :
    Student Portal上は設定されていますが、特に課題等があるわけではありません。コースのGradeを集計する期間なんですかね?よくわからないです。

 

2. ENG0101で学んだこと

このコースではこれからUoPeople(アメリカの大学)で学ぶにあたって必要なAcademic Englishに関する基礎的な考え方、実践方法が学べたと思います。

具体的には、

1. Citationについて
2. Critical Thinkingとは
3. Thesisの決め方
4. 5 paragraph essayの書き方
5. Discussionする際のReplyのマナー
6. Reviewed paper, abstractとは何か
7. UoPeople Libraryの使い方
8. Grammarの基礎

大まかに言うと上記のような内容のことが学べました。

 

僕にとっては特にcitationやessayの書き方は未知の領域だったので、5~6週間かけてじっくり自分のessayを書きながら学べたのは大いにプラスだったと感じています。
また、sentenseやpunctuationについての基礎も、日本で学んだこととは違う視点から学べたので、英語で英語を学ぶ面白さみたいなものも感じました。

今回僕はUoPeople入学にあたってEnglish proficiencyを証明することが出来なかったためこのコースを受講しましたが、本格的な Credit Courseを受講する前にMoodleの使用方法含め、基礎的なことを実践的に学べたので、結果的に受講して良かったと思います。


3. 反省点

Reading Assignmentとして与えられた資料を精読せずにWAとLJの課題を提出し、63.0/90.0という結果だったことが2度ほどあったので、RAはしっかり読み込むことが重要だと思いました。
あと、もう少し文法の勉強をしてコースに臨めばwrittingの表現の幅が広がったのにとコースが終了した後に感じました。

 

4. これからこのコースを受講する方へ

このコースはやるべきことをきっちりこなしていけばそんなに難しくはないと思います。

いちおう意識した方が良いと思う点を纏めてみました。

  1. 時間がかかっても課題にじっくり取り組む:
    これはそのままなんですが、コースで出される課題は毎週すごくシンプルですが、よく練られていた良い質問なのでじっくり考えて答えた方が良いと思います。
  2. 文章の構成を意識する:
    コースでは毎週RAで短編小説を読む課題が与えられ、それについての意見をDFにpostしますが、その際、自身の意見の正しさについてはあまり意識しなくても良いかと思います。このコースはコース名にEnglish Compositionとあるように、文章の構成する力を養うためのコースだと思いますし、instructorの評価は自分がなぜそう思ったのかを論理立てて記載出来ているかということに重点が置かれていると感じていましたので、提出物(DA, WA, LJ全て)を提出する際は文章の論理構成を特に気を付けた方が良いかと思います。
  3. Instructionで指示された内容は遵守する:
    このコースを受講してる際に衝撃だったのが、DAやWAのPeer reviewをしていると、instructionに従っていない人がかなり多かったということです。(100文字以内で記載しなさいという指示に対し余裕で100文字オーバーする人とかね)
    その生徒たちが結果的にコースをパスできたかは不明ですが、instructionを良く読んで遵守した方が良いと思います。(正直僕もUnit3くらいからオーバーしても問題ないのか?という疑問に悩まされていましたが、頑なにInstructionを遵守するようにしていました。いちおう全Unit平均で90.0/100.0くらい取れていたので誘惑に負けなくて正解だったと思います。)
  4. 他の生徒の良い文章表現等を盗む:
    タイトルの言葉通りですが、Peer reviewの良い点として、流暢な英語を使っている生徒の回答を見ることが出来ることがあげられると思います。良いと思った表現はなるべく取り入れるようにするとWrittingの練習にもなると思います。
  5. Self Quizは絶対にやっておいた方が良い
    Unit3, 6にあるGraded QuizはSelf Quizから出題されるので絶対に100点取れるまでやっておいた方が良いです。特にGraded Quiz前に再度reviewした方が良いと思います。

 

5. Final Examについて

他の方のサイトでも指摘されているように、ENG0101で学んだこととFinal Examに関連性はないです。
なので、Final Exam用に別で勉強しておくことが必要だと思います。
Final Examについては別記事で取り上げようと思いますので、そちらをご覧ください。